FM Towns: Free Software Collection 11

home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search

/ FM Towns: Free Software Collection 11 / FM Towns Free Software Collection 11.iso / gear / kaze / f_okeshi / oke_fc7.doc < prev next >

Wrap

Text File | 1993-11-30 | 18KB | 317 lines

　　------------------------------------------------------------------------ 　　　　　　　　　☆Ｆ－ＯＫＥＳＨＩ　ｵﾘｼﾞﾅﾙ曲集 for ﾌﾘｺﾚ７　　　　　　　　　　　　　（と言うほど曲数はナイ・・）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍｕｓｉｃ　Ｂｙ　Ｆ－ＯＫＥＳＨＩ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1993.08.16 　　------------------------------------------------------------------------ 　　　　－－　曲　　　目　－－ ************************************************************************ * * 　　*　　　　　１．ＴＥＲＲＯＲ　ＯＦ　ＴＥＲＭＩＴＥ　　　　(1:47) * 　　* * 　　*　　　　　２．ＡＳＡ　ＮＯ　ＹＵＵＴＵ (2:40) * 　　* * 　　*　　　　　３．ＤＡＮＣＩＮＧ　ＭＡＳＴＥＲ(FC7 VERSION) (2:26) * * * *　　　　　４．Ａ・ＫＯ・ＧＡ・ＲＥ　　　　　　　　　　　(6:35) * 　　* * 　　*　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TOTAL(13:28) * 　　* * 　　************************************************************************ 　　■ソフトウェア種別：ＥＵＰ形式音楽データです。ＴＯＷＮＳシステムソフトウ　　　　　　　　　　　　ェアのＥＵＰ－ＰＬＡＹＥＲやＴａｒｏＰＹＯＮさんのＨ　　　　　　　　　　　　ＥＰＬＡＹ等でお聴きください。　　■　使用ツール　：ＭＵＳＩＣ　ＰＲＯ－ＴＯＷＮＳＨＥコンパイラ（ＨＥａｔ）Ｊ－ＳＯＵＮＤ　　■　収録ファイル　： OKE_FC7.DOC ･････　　　解説ファイル（このファイル）　　　　　　　　　　　　 OKE_FC7.GGG ･････　　　概要ファイル　　　　　　　　　　　　OKESHIFM.FMB ･････　ＦＭ音色ファイル（全曲共通） OKE_PCM1.PMB ･････ＰＣＭ音色ファイル（全曲共通） TERMITE.EUP ･････　　演奏用ファイル１ YUUTU.EUP ･････　　演奏用ファイル２ DANCING.EUP ･････　　演奏用ファイル３ AKOGARE.EUP ･････　　演奏用ファイル４ ■　　開発環境　：ＦＭ　ＴＯＷＮＳ　モデル１Ｓ　＋　IIＣＸ２０　　　　　　　　　　　　　（主にＣＸのＲＡＭＤＩＳＫでコンパイル）　　　　　　　　　　なお、この二機種では動作が確認されています。　　　　　　　　　　とはいっても、ＴＯＷＮＳ全機種で問題なく動作するはず　　　　　　　　　　です。 ************************************************************************ ■　ごあいさつ　　こんにちは。フリコレ参加は二度目のＦ－ＯＫＥＳＨＩでございます。今回　は、大スランプのなか９３／５月～７月に書いた曲の中からまだマシな曲を４　曲、ジャンルに偏りのないようにピックアップして調整したものです。そんな　に大したものではありませんが、まあ気合だけは入っていますので聴いてやっ　て下さい。　　■　曲の概要　　　　　こんなＤＯＣ読むのめんどくさい！と言う方のために。　　　1.TERROR OF TERMITE･･･発狂スラッシュ・デステクノ。まさに音の固まり（笑）　　　　　　　　　　　　　　普通じゃないです。　　　2.ASA NO YUUTU ･･･ＦＭ音源のみで仕上げた、かったるい感じの曲。初め　　　　　　　　　　　　　　てＦＭでシンセドラムに挑戦した。　　　3.DANCING MASTER ･･･タイトなドラムスと後半のチョッパーベースが聴き所。　　　　　　　　　　　　　　ギター、ベースの表現に力を入れた。　　　4.A･KO･GA･RE ･･･８ビートで歌モノっぽいシンプルな曲。ソフトで優し　　　　　　　　　　　　　　い音色を作るように努力した。　　　　　　　　　＊一応この曲順で聴いて頂くとよろしいかと・・。　　■　曲の詳しい解説　　　☆ＴＥＲＲＯＲ　ＯＦ　ＴＥＲＭＩＴＥ　　　＊作曲の背景　　　　フリコレ６に応募してから、２か月ほど気合がぬけた犬（？）みたいになっ　　　てたんですが（いわゆるスランプ）五月のある日、突然家の柱のすきまから大　　　量の羽アリが（１５０匹くらい）飛び出してきたんですよ。虫系統の苦手な僕　　　は、「うおー」とかいってビックリしてしまいまして。ところがその時突然、　　　「ひらめいたー」というわけでＴＯＷＮＳに向かうこと３時間。あっという間　　　に完成してしまった曲です。ちなみにこの羽アリは当然シロアリの成長したも　　　ので、このＤＯＣを書いてる現在もシロアリ退治の工事中（なさけない・・）。　　　＊曲について　　　　Ｈｅａｔのｖｉｂ，ｃｈｏコマンドを初めて使った曲です。しかしこれをい　　　きなり聴いた方はゲゲッ、と思うでしょうね、多分。でも友人二人程に聴かせ　　　たら、「笑えるぞ」「結構普通じゃん」といわれたので出してしまいました。　　　まさにご乱心といった感じですが、恥を捨ててチャレンジしました。ジャンル　　　のほうはスラッシュ＋デステクノといったところです。もともとこれは自分の　　　バンドで盛り上げ用につくったもので、ドラムはツーバス爆発、気合で叩きき　　　ってます（僕はバスドラ１個なのでちょっときつい・・）ＰＳＧの狂ったフレ　　　ーズはギターがやることになるでしょう。曲のほうは、限られたＰＣＭの音色　　　で前回同様効果音っぽい音をつくって出しています。でも前回の過激さに比べ　　　ればこんなもの・・（前回は竹郎軍団のボイスがあったからなあ・・）。短い　　　曲なので、ガガッと盛り上がってブチ切れて終わります。こういうリズム体爆　　　発、メロディはどこ？という曲は僕の一番得意な分野だったりします（某OKEC 　　　HAN'S HOUSEもそうでしたし・・）。　　　　あとこの曲はループさせても面白いかもしれません。それから途中でどこか　　　で聴いたような効果音が鳴ってますが、あれは僕のオリジナルです。ＰＳＧの　　　頃にああいうのをよく作ったんですよ。　　☆ＡＳＡ　ＮＯ　ＹＵＵＴＵ　＊無限ループの曲です。　　　＊作曲の背景　　　　　友人との会話より。　　　￥「大学に入ってもう二年目やのに、朝九時に学校いくのきついわー。ねむい」　　　：「何言うてんの。あんたは学校すぐそこやん。あたしなんか遠いから毎日朝　　　　　六時半起きやで」　　　￥「そりゃそうやわ、どうも失礼しました」　　　　そうだった。そういや僕は自転車をこいで学校まで十数分。高校の時は朝練　　　とかで、朝早くても平気だったのになー。一度生活習慣が変わってしまうと、　　　とてもつらい。特に月曜日の朝といったら・・　　　というわけで、月曜日の目覚めの「さわやかな朝なのに眠い。かったるいよー」　　　という気持ちを曲にしてみました。（タイトルに困った。「朝の憂鬱」にすれ　　　ばなんか硬いし、「あさのユウウツ」とかやるとやわらかすぎるし・・）　　　＊曲について　　　　ＦＭのみで、ゲームミュージックっぽくしあげています。無限ループの曲な　　　ので、いちおう２ループ収録してますが、ちゃんと聴きたい人はTOWNS GEARや、　　　F-BASIC386V2.1を使ってループ演奏させてください。　　　　曲調は、何となくサー○２（ＴＯＷＮＳ版は知らない・・）っぽいです。Ｐ　　　ＳＧに深めのＬＦＯをかけたからだと思いますが。あと前回で「ＦＭのタムを　　　ストーンと落とせないよー」と書きましたが、その直後見事解決しました。お　　　まけにＰＳＧドラムまで使っています。というわけで聴いてみてください。　　☆ＤＡＮＣＩＮＧ　ＭＡＳＴＥＲ(FC7 VERSION)　＊無限ループの曲です。　　　＊作曲の背景　　　「うーー。真剣にスランプだわ。仕方ないから気合でごまかしとこう。とりあ　　　えず、ありがちなベースラインでも作って、適当にコードつけて、ついでにメ　　　ロディでものせといて・・なんか味気ないからチョッパーの音色でも作るか。　　　あ、そうしたらニュアンスも大事だし、ギターも・・」　　　　相変わらず凝り性のＦ－ＯＫＥＳＨＩであった。　　　＊曲について　　　　気合が入ってます。メロディ、コードにディレイビブラート（それも単調に　　　揺らしてるだけではない！）誰もやらなかったベースの音程スライド（Ｓ○Ｇ　　　Ａ風）、後半のギターの「ギョーンーーーーオォオォオォオォーーン（？）」　　　という表現、８０年代後半に流行ったエレタム連打ソロ（Ｈｅａｔのランダム　　　フィルタを使用）、そしてＦＭ４音とＰＣＭ一音ぶっ重ねたチョッパーベース、　　　リリースを切ってタイトな音にしたドラムス（僕の得意フレーズがたくさん入　　　ってる）が聞きどころかな？　　　　あと、コードとかはとても単調ですが、サビの部分は面白い転調をやってい　　　ます。聴かせたら友人が「ゾクッときたあ」と言ってたのでたぶん成功だと思　　　いますけど・・（ルール違反かな？）。ところでこの曲はFC7 VERSION となっている通り、初公開ではなくて某サークルのほうで使ってるはず（？）だと思います。そういうわけでそっちとは少々違いがあります（でも〆切がほぼ同じなので、ほとんど差はありません）。　この曲も無限ループですが、メモリを９０Ｋ近く使用してますので（ベンドのお化け）、２ループ分はとても収録出来ませんでした。というわけで各自ループ演奏させてやってください。　　☆Ａ・ＫＯ・ＧＡ・ＲＥ　　　＊作曲の背景　　　　実は僕、もうすぐ二十歳になってしまうんですよ（１１月が誕生日だからこ　　　れが出る頃にはすでになってるんですけど）。それで、別に二十歳記念という　　　わけではありませんが、十代最後に何か今までと違ったことをやってみようと　　　思ってつくってみた曲です。つまりさっき書いたこととまるっきり逆で、メロ　　　ディアスで耳ざわりが良く、ベースとドラムはサポートに徹する、といった具　　　合です。　　　　でも自己主張を忘れたわけではありません。音色に凝ってみたり、ギターソ　　　ロのニュアンスに力を入れてみたり（もう少し時間があれば・・）と僕の持っ　　　てる技を出来るだけ使うようにしました。あとタイトルに全く意味は無いんで　　　すよ。曲調からいって単純なものにしようと思っただけで・・。　この曲も歌モノっぽくするために、ベンドを活用しています。しかし、けっこうアブナイ使い方をしているようで、コンパイルは出来たのにＨＥＰＬＡＹで演奏させるとベンドの所で突然「ビーン」とかいって、ハングアップしてしまったり、結構大変でした（完成版は多分大丈夫です）。またＭＩＤＩ版でもつくる時にはちゃんとギターや、ホーンセクションも入れてみたいです。　　　＊曲について　　　　しかし苦労した・・。曲自体は単純なので割とあっさり出来たんですが、調　　　整にとっても時間がかかりました。特に音量のバランスにはかなり苦労させら　　　れてます。バッキングなどは力不足もあり単純ですけど、その分メロディが浮　　　き出た恰好になったので、逆に良かったかもしれない（？）。そのメロディも　　　思わず某アイドル歌手に似そうになったりして、大変でした。なんというかデ　　　ビューしたばっかりの歌手みたいな感じを表現したんですけど、いかがなもの　　　でしょうか？（ディレイビブラートをかけなかった言い訳ともとれる）。また　　　ＰＣＭにバッキングを担当させたので、ＦＭをだいぶゴージャスに使うことが　　　出来ました。ちなみにメロディにはＦＭを３声使用して、綺麗なステレオ効果　　　を出しています。スピーカの間隔を広げて聴くと、なかなか気持ちがいいです　　　よ。あとベースは地味ですけど、指弾きとチョッパー奏法を使い分けてみたり、　　　”ベーウーン！”とかやったり結構主張が強いです。ドラムも僕の手癖を詰め　　　込んでますので、どうぞお楽しみください（しかしこんなポップな曲、自分の　　　バンドじゃ絶対にできない・・）。　　■使用音色の解説　　☆ＦＭ音色　　今回のＦＭ音源ファイルは、全曲"OKESHIFM.FMB"です。この音色ファイルは最　近まで僕が使っていたオリジナル音色"CYBERFM1.FMB"から使わなくなった音色を　省き、前回フリコレ用につくった音色から特に気に入っている物をこれに加え、　さらに新しく作った音色を加えたもの（ややこしい・・）です。ただし今回も使　用していない音色は抜いています。ごめんなさい。というわけで、新音色を中心　に少しだけ解説しておきます。難易度Ｃですが、自分で音色を作成しておられる　方は参考にして下さい。　　＠２９　ＥＬＧ＿ＯＶＤ１（A･KO･GA･RE、あと実は前回に効果音として使用）　　ＦＭ音源ギターの究極の形の一つだ、と勝手に自負しています。バッキング用　ならいまや多くのメーカーで使い、フリコレの音色ファイルにも多数存在する某　氏作の音色がありますが、リード用となるとどうもＦＭ臭さが抜けない、という　ことでこの音色はその辺、頑張ってみました。構造はというと実は驚くほどシン　プルです。ギターのくせにアルゴリズム４を使っていて、モジュレータ側のＴＬ　をＯＰ１，３共限界まで上げています（ノイズが出ないのはＦＢを使用していな　い為）。これがリアルなアタックの秘密です（ＡＲにも工夫してますけど）。た　だし、ＤＴ１を使ってデチューンさせてますので、低音は完全に使えません。オ　クターブ５以上で使うのが良いでしょう。今回は時間がなかったのであまり使い　こなせてませんが、とりあえず"A･KO･GA･RE"のラストのソロをパート１、２、３以外ミュートして一度聴いてみて下さい。でもまだ完成版ではなく、今後の課題としては時間的音色変化をもう少しどうにかしたいという所です。　　＠３０　ＥＬＧ＿ＯＶＤ２（DANCING MASTER , A･KO･GA･RE）　　これは、リリースに凝った音色です。表向きはまさにＦＭギターといった感じ　ですが、秘密はオペレータ３にある、とだけいっておきましょう。お互いの弱点　を解消するため、２９番とよく重ねて使います。　　＠７７　ＳＹＮＰＩＡＮ１（ASA NO YUUTU）　　　十八番のアルゴリズム７音色です。キャリアが４つなのを生かし、マルチプル　　をバラバラに設定して妙な倍音を醸し出しています。低音部の響きも考えて作り　　ましたので、高音から低音まで幅広く使用できると思います。　　＠１０３　ＧＯＲＩＢＡＳＳ（DANCING MASTER）　　　最近よく使います。僕がただ某Ｋ．Ｈ氏のファンだったというだけで・・。　　＠１０６　ＣＨＯＰＰＥＲ２（DANCING MASTER , A･KO･GA･RE）　　　これは元々某所でベースの音色を発見して「おお、面白い倍音構成してる！」　　とか思って改造してみたんですが、マルチプルの関係でどうしても使えず、自分　　流に作り直しているうちに全くの別物になってしまった、という音色です。もっ　　とリアルにしようと思えばどうしてもサムピングとプルで音色を分けないといけ　　ないし・・（要するに妥協の産物）。１０３番と重ねて使用したりします。　　＠１２４　ＳＴＥＥＬＤＲＭ（A･KO･GA･RE）　　　実は前回使ったのと全く一緒です。ただ前回あまりにもムゴイ使い方をしたも　　のですから・・これも自分では完璧だと勝手に思ってますけどどうでしょうか？　　☆ＰＣＭ音色　　ＰＣＭの音色は、今回は全てＴＯＷＮＳシステムソフトウェアより使用させて　もらっています。一応いろんなジャンルに対応出来るように音色をまとめてみた　んですが・・。一部スネアの音色等をいじって少しでもリリースを伸ばそうと努　力してます（ただし今回、使うところがなかった・・）。次回からは多分オリジ　ナルの音色も使うでしょう。　　■曲を聴くときの注意　　　＊一部音色に音色のＬＦＯ（ＰＭＳ）を使用していますので、音色のＬＦＯをサポートしていない演奏ツールで聴くと正常に演奏されません（メロディの音色が変わる）。僕が調べたところでは、フリコレ３の旧ＨＥＰＬＡＹ，フリコレ５、６のＨＥＬＰＥＲのＥＵＰ演奏ツールでは音色ＬＦＯがかかってくれないようです。　　　　　　　　　　　　　（特にASA NO YUUTUや前回のOKECHAN'S HOUSE）＊音程スライドテクを使用していますので、鍵盤表示型演奏ツール等では、音程が一部正しく表示されません（要するに鍵盤をあてにしないでください。）　　　　　　　　　　　　　　　（DANCING MASTER , A･KO･GA･RE）＊アンプによっては音割れが起こりますので、防止のため今回は音量を小さめ　に設定しています（あとからＶＤＥＦコマンドで強引に下げたので、少々バランスが崩れているかもしれません）。音響機器のボリュームを大きめにしてお聴き下さい（それでもTERROR OF TERMITE はまだ割れるかもしれない）。ま　　　た僕の曲に限らず、内蔵スピーカーで聴いておられる方は、是非ラジカセやコ　　　ンポにつなぐか、ヘッドホンを使用してみて下さい。音質がダントツに良くな　　　りますよ。　　■あとがき　　　 ☆ＦＣ６・・その後＊まず最初に、前回の曲の感想を送って下さった方々、ありがとうございました。今までこういう機会がなかっただけに、はっきりいってムチャクチャうれしかったです。サークルにも誘って頂いたし・・このような場を提供して下さっているフリコレ関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。＊それから、郵便トラブルはおそらく無かったと思いますが、万が一往復はがきか返信用切手を同封して下さった方で、回答、返事が返ってきていない、と言う方がいらっしゃれば、お手数ですが再度ご連絡ください。（往復はがきもしくは返信用切手を同封して下さった方には、ちゃんと返事を書いています）。 ☆意見がききたい　　＊そういうわけで、今後の参考にしたいと思いますので、感想等ありましたら、　ご遠慮なくどうぞ。今回の曲に限らず、前回フリコレ６のぶんも引き続き受け　付けていますし、またそれ以外（？）のでもＯＫです。 ☆連絡先　　　＊曲についての感想、意見、質問、アドバイス、リクエスト等々はこちらへ＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〒６０６　京都市左京区岩倉中在地町２３－１５　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤方　フリコレ係 ■著作権について（カタイ話になりますけど、カンベンしてください・・）　　＊この曲の著作権はＦ－ＯＫＥＳＨＩにあります。　＊もし転載することなどがあればその時は、ドキュメントを含む全てのファイ　ルを必ず添付するようにお願いします。またその際に感想等を送って頂ければ　幸いです。　＊作者に無断で営利目的の譲渡・販売は禁止します。店頭デモ利用や個人的な　配付は、自由に行っていただいて構いません。　　■最後に・・　　　　どうも、この度は曲を聴いてくださって、またとっても長いＤＯＣファイル　　　を読んでくださってありがとうございました。それではまたお会いしましょう！　　　　　　　☆MUSIC COMPOSED,ARRANGED AND PROGRAMMED BY F-OKESHI 　　　　　　　　　　　SPECIAL THANKS TO TAKEROU GUNDAN. 　　　　　　　　　　 (C)1993 F-OKESHI.